下鴨神社 は正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といい、京都で最も古い神社のひとつです。
世界文化遺産にも登録されており、平安京が造られる以前からこの地に鎮座していたと伝えられています。
最大の特徴は、境内を取り囲む広大な「糺の森(ただすのもり)」。
約12万平方メートルにも及ぶ森には樹齢数百年を超える木々が立ち並び、古代の京都の自然を今に伝えています。
また、美麗祈願で有名な河合神社や縁結びの相生社など、多くの摂社・末社があり、京都を代表するパワースポットとしても人気を集めています。
参拝記
貴船神社を後にして、叡山電鉄で出町柳駅へ戻ってきました。
前回の記事はこちら➡ 京都2月ひとり旅⑮貴船神社参拝記│ 雪と水の気配に包まれる京都の奥座敷
次に向かったのは、下鴨神社です。
駅から歩いて向かうと、まず糺の森の入口に到着します。
河合神社へ
糺の森を歩いて最初に到着するのが、河合神社です。

河合神社 は、美麗祈願で有名な神社。
境内には鏡絵馬がずらりと並び、その光景はなかなか壮観です。

さらに面白いのが「鏡絵馬お化粧室」。

絵馬に描かれた顔へ、自分で化粧を施して奉納することができます。
私もじっくりと美人祈願をしてきました。
糺の森を歩く
河合神社を後にし、糺の森を進みます。
森の中へ入ると、京都市内とは思えない空気に包まれます。
長い年月を生きてきた大木が並び、
「この森はずっとここにあったんだな」
と自然に感じられる場所です。
行きは東側にある表参道を進みました。
両側を森に囲まれた道はとても気持ちよく、歩いているだけで心が落ち着きます。
途中で「泉川散策路」という案内を見つけたので、そちらへ進んでみることに。

小さな川沿いに整備された道が続いていて、大木に囲まれながら歩くことができます。
森の中にひっそりと続く小道は神秘的で、思わずゆっくり歩きたくなる場所でした。

下鴨神社へ
楼門へ到着すると、参拝者の皆さんが一礼してから境内へ入っていきます。

私もいつものように会釈をして進んだところ、外国人観光客の方から声をかけられました。
「どうしてみんなお辞儀をしているの?」
スマートフォンの翻訳機能を使いながら、何とか説明します。
神様のいる神聖な場所へ入る前のご挨拶のようなものだということを伝えました。
普段は自然にやっていることですが、改めて理由を聞かれると、
「これで合っているかな?」
と少しドキドキしてしまいました。
でも交流そのものが嬉しい出来事でした。
多くの人で賑わう境内
平日でしたが、境内にはたくさんの参拝者がいました。
御守りを授かる列も長く、15分ほど並んだでしょうか。
人気の高さがうかがえます。
御手洗川にも足を運びました。

下鴨神社は本当に広く、摂社・末社も数多くあります。
歩いているだけで、次々とお参りする場所が現れるので、思っていた以上に時間がかかりました。
相生社
特に人が多かったのが相生社です。
相生社 は縁結びで有名で、行列ができていました。

恋愛だけでなく、人との良縁全般を結んでくださるといわれています。
その人気ぶりにも納得です。
帰りは「かりんの並木」へ
帰りは来た時とは違う道を選びました。
「かりんの並木」と呼ばれる西側の参道です。

こちらは道幅が広く、さらに大きな木々に包まれていて、とても気持ちの良い道でした。
道沿いにはいくつかの社もあります。
特に印象的だったのが、
雑太社 。
球技上達の神様として知られていて、ラグビーボール型の碑や絵馬が並んでいます。

神社でラグビーボールを見る機会はなかなかありませんから、思わず足を止めてしまいました。
広大な森。
歴史を感じる社殿。
そして、人々の祈り。
下鴨神社は、ただ参拝するだけでなく、森の中を歩くことそのものが特別な体験になる場所でした。
アクセス・拝観情報
- 所在地:京都市左京区下鴨泉川町59
- アクセス:京阪「出町柳駅」より徒歩約12分
- 拝観時間:6:30開門~17:30閉門
- 世界文化遺産登録
一人旅の実用メモ
■ 日差し対策
まとめ
下鴨神社は、京都の歴史と自然を同時に感じられる特別な場所でした。
河合神社での美麗祈願。
糺の森の散策。
相生社や雑太社など個性的な摂社巡り。
そして何より、大きな木々に囲まれた森を歩く時間が印象的でした。
京都には多くの神社がありますが、下鴨神社は「森そのものがご神域」であることを強く感じられる場所です。
ゆっくり時間を取って訪れてほしい、そんな神社でした。
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