京都の紅葉名所として有名な高台寺。豊臣秀吉の正室・ねね(北政所)ゆかりの寺院で、歴史的な趣と美しい庭園、そして秋の夜を彩るライトアップが魅力です。一人旅で訪れると、華やかな景色とともに、静かに心を整える時間を過ごせます。
高台寺の紅葉のみどころ
高台寺の最大の見どころは、境内の庭園に映える紅葉と夜のライトアップです。特に臥龍池に映り込む紅葉と伽藍のコントラストは圧巻。昼間は秋空と紅葉、夜は水鏡に映る幻想的な風景を楽しめます。
紅葉の見ごろは11月中旬〜12月初旬。ただし、年によって色づきのタイミングが前後するため、公式サイトやSNSで事前にチェックしておくと安心です。

混雑を避けるコツ
高台寺は有名観光地・清水寺や八坂神社にも近く、紅葉シーズンは非常に混雑します。一人旅でゆったり過ごすなら、次のポイントを意識しましょう。
- 早朝か夜間がおすすめ 昼間は団体客でいっぱいですが、朝9時台やライトアップの遅い時間は比較的静かです。
- 平日を狙う 土日祝は避け、平日の午前中や夜間を選ぶとスムーズ。
以前11月23日(勤労感謝の日)に訪れたことがありました。紅葉の見頃+祝日という事で混雑のピークで、夕暮れ過ぎに清水寺・高台寺方面へ向かったところ、どちらもライトアップで長蛇の列になっていて諦めて帰る羽目に。ライトアップは平日を狙うことをおすすめします!
一人旅で感じる「癒し」と「祈り」
高台寺の庭園を歩くと、龍を思わせる庭の造形や竹林の静けさに包まれ、心が落ち着きます。特に方丈庭園の白砂と紅葉のコントラストは、禅の精神を感じる空間。ライトアップされた竹林を一人で歩く時間は、まるで別世界に迷い込んだような感覚です。

高台寺の拝観情報
- 拝観時間:9:00〜17:30(17:00受付終了)
- 拝観料:大人600円(掌美術館共通券は900円)
- ライトアップ期間:例年10月下旬〜12月上旬 拝観時間延長
※2025年は10月24日(金)~ 12月14日(日)
17:00点灯~22:00(21:30受付終了)入替制ではない。
- 住所:京都市東山区高台寺下河原町526
アクセス情報
- 最寄駅:京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約15分
- バス:「東山安井」下車徒歩7分
JR 京都駅から市バス206系統
京阪 祇園四条駅、阪急 四条河原町駅から市バス207系統
- タクシー:京都駅から約15分(1,200円前後)
混雑時のバスは避け、京阪電車+徒歩のルートがおすすめです。清水寺や八坂神社と組み合わせた散策コースにも最適。
京阪沿線のホテル選びと紅葉コース提案、くわしくはこちらをご覧ください!
→京阪沿線ホテルと京都紅葉スポット7選|女性ひとり旅におすすめの宿と観光コース
穴場スポットと合わせて楽しむ
紅葉ライトアップを待つ時間や混雑回避に、近くの圓徳院(高台寺塔頭)もおすすめ。ねねが晩年を過ごした場所で、こちらも紅葉が美しく、また禅寺体験で写経・写仏が出来るのでぜひお立ち寄りください。
詳しくはこちらをご覧ください→「圓徳院で過ごす静かな時間|紅葉と禅体験で癒される京都ひとり旅」
一人旅の実用メモ
- ライトアップは大変混雑するため、平日の夜や閉門近くを狙うと比較的スムーズ
- 高台寺、高台寺掌美術館、圓徳院の三か所の共通割引拝観券があります。大人900円と別々に買うよりお得になりますのでぜひご検討ください。
- 旅行に便利なもの
ライトアップを撮影するために、ぜひモバイルバッテリーの準備を!
- おすすめのガイドブック
こちらのガイドブックを長年愛用しています。観光地ごとの見やすい地図、ルート、お目当て以外にもちょっと立ち寄れる見どころがまとまっていて大変便利です!
沢山歩いて色んなところを観光したい方は是非。
高台寺まとめ
高台寺は、豊臣秀吉の正室・ねねが建立したお寺で、秋の紅葉ライトアップは京都を代表する絶景スポットです。
臥龍池に映り込む紅葉、竹林のライトアップは息をのむ美しさ。一人旅で訪れても、幻想的な雰囲気に癒されること間違いなしです。
他にも京都には、心を整える紅葉スポットがたくさんあります。
➡ 詳しくは【完全ガイド】京都の紅葉で癒される旅|神社・お寺・一人旅おすすめスポットをご覧ください。
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