嵯峨野の竹林の中にひっそり佇む「野宮神社（ののみやじんじゃ）」。源氏物語にも登場する由緒ある神社で、縁結びのパワースポットとしても知られています。境内はそれほど広くありませんが、紅葉の時期には竹林の緑と紅葉の赤が織りなす風景が幻想的。嵐山散策の途中で立ち寄るのにぴったりのスポットです。
目次
1. 野宮神社の紅葉のみどころ・見頃
野宮神社は竹林に囲まれており、その中で彩りを添える紅葉がとても美しいです。特に、鳥居周辺や境内の庭園「じゅうたん苔」に落ちる紅葉は、苔の緑と赤が映えて印象的。例年の見頃は 11月中旬〜下旬 で、嵯峨野の紅葉散策とあわせて訪れるのに最適です。
2. 混雑を避けるコツ
野宮神社は竹林の小径に隣接しているため、観光客で混雑しやすいスポットです。比較的静かに参拝するなら 午前9時頃までの早朝 か、観光バスが減る 夕方16時以降 がおすすめ。竹林の散策と組み合わせて時間帯を工夫すると、落ち着いた紅葉を楽しめます。
3. 一人旅で感じる「癒し」と「祈り」
野宮神社の最大の魅力は、紅葉や竹林の美しさだけではありません。縁結びや学業成就、交通安全などさまざまなご利益があり、一人旅でも心静かに祈りを捧げられる場所です。竹林を抜けて小さな社に立つと、都会では感じられない「古都の時間の流れ」が心を癒してくれます。
こちらは普通の朱色の鳥居と違い、黒木の鳥居で日本唯一だそうです。クヌギの木の樹皮を剥かずに使用されています。深い緑の景色の中になじんで、古からの伝統を感じることが出来ます。
お祈りしながらなでるお亀石は、一年以内に願いが叶うといわれています。縁結びで有名ですので縁結びの神様「野宮大黒天」へお祈りの後、お亀石にお願いして良縁を結んでください。
4. 野宮神社の拝観情報
- 拝観時間：境内自由 授与所9：00～17：00
- 拝観料：無料
アクセスしやすく、気軽に立ち寄れる神社なので、紅葉シーズンの散策ルートに組み込みやすいのも魅力です。
5. アクセス情報
所在地：京都市右京区嵯峨野宮町1
- JR嵯峨嵐山駅から徒歩約15分
- 阪急嵐山駅から徒歩約20分
- 嵐電嵐山駅から徒歩約10分
- 京都駅から市バス28系統「野々宮」下車
- 四条河原町から市バス11系統「野々宮」下車
「竹林の小径」散策ルートの中にあり、嵐山観光の流れで自然に訪れることができます。
👉 京都駅前に泊れば、朝から移動がスムーズです。
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👉阪急沿線に泊れば、京都駅の混雑に巻き込まれず嵐山へ出られます。
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6. 穴場スポットと合わせて楽しむ
- 天龍寺：世界遺産であり、嵐山紅葉の中心的存在
- 常寂光寺：紅葉と多宝塔の絶景
→常寂光寺｜石段を覆う紅葉トンネルと静寂に包まれる嵯峨野の名所
- 祇王寺：苔庭と紅葉の幻想的な空間
- 滝口寺：悲恋伝説が残る静かな紅葉スポット
竹林を中心に歩けば、紅葉とパワースポットを同時に楽しめます。
【詳しくはこちらをご覧ください】嵯峨野・嵐山の紅葉完全ガイド｜アクセス・見どころ・一人旅におすすめの過ごし方
7. 一人旅の実用メモ
- 持ち歩き用カメラ：紅葉の風景を鮮やかに残したい方は、スマホ用の広角レンズやミラーレス一眼が便利です。
- モバイルバッテリー：沢山写真を撮るのでバッテリーの備えを。
- おすすめのガイドブック：こちらのガイドブックを長年愛用しています。観光地ごとの見やすい地図、ルート、お目当て以外にもちょっと立ち寄れる見どころがまとまっていて大変便利です！
沢山歩いて色んなところを観光したい方は是非。
8. 野宮神社のまとめ
野宮神社は、嵐山・嵯峨野散策の途中に立ち寄れる紅葉スポット。竹林の緑と紅葉の赤のコントラストが美しく、小さな境内ながら心に残る風景が広がります。一人旅で訪れれば、静かに祈りを捧げ、自分と向き合える時間を持てるはずです。嵯峨野紅葉散策のスタートや締めくくりに訪れてみてはいかがでしょうか。
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