小倉山の中腹に佇む常寂光寺(じょうじゃっこうじ)は、日蓮宗ゆかりの古刹。
秋の紅葉で名高い寺院ですが、春は訪れる人もほどよく少なく、静かで淡い季節の気配を味わえる穴場の名所です。
山門へ続く石段を登りはじめると、鳥の声と土の匂いが近づき、嵯峨野そのものの呼吸に包まれます。
京都の観光地の喧騒から一歩離れ、“心が静まる春”を感じられる場所です。
春のみどころ
🌸 見ごろ:3月下旬〜4月上旬 / 新緑は4月中旬以降も美しい
- 山門へ向かう参道に柔らかく揺れる山桜
- 境内でふわりと咲くしだれ桜・ソメイヨシノの控えめな春色
- 本堂裏から眺む嵐山の山景+淡い桜のコントラスト
- 新芽の淡い緑が桜と重なる、春だけの透明な景色
秋の強い色彩とは対照的に、春の常寂光寺は「薄い色の重なり」を愉しむ場所。
視界に風が流れ、季節が音もなく変わっていくのをそっと目撃できます。

一人旅で感じる「癒し」と「祈り」
石段を登るリズムは呼吸と重なり、雑念が洗われていくよう。
本堂前の空間は静けさがあり、立ち止まると時間が緩むのが分かります。
祈りというより「委ねる」感覚に近い解放感。
誰にも邪魔されず、気持ちが静かにほどけていく春の寺です。

拝観情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 拝観時間 | 9:00〜17:00(受付終了16:30) |
| 拝観料 | 大人 500円 |
所在地:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
アクセス情報
- 嵐電「嵐山駅」から徒歩約20分
- JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約15分
※石段が多いため、歩きやすい靴は必須。
※朝は特に静かで、春の嵯峨野が最も美しく感じられます。
穴場スポットと合わせて楽しむ
| スポット | 特徴 |
|---|---|
| 二尊院 | 桜トンネルの参道が有名。春の柔らかい光が降る道。 |
| 祇王寺 | 苔庭と竹の音が美しい。祈りより「余白」の寺。 |
| 落柿舎 | 松尾芭蕉ゆかりの庵。春の静寂が似合う場所。 |
| 常寂光寺〜嵯峨野散策ルート | 竹林・のどかな田畑・山寺が連なる癒しの散歩道。 |
嵐山の詳しい情報はこちら → 春の嵐山で“心を整える旅”を。寺社めぐりとおすすめホテルまとめ
一人旅の実用メモ
📌 スニーカーやトレッキング寄りの歩きやすい靴
📌 ストール
📌 ショルダーバッグ
📌 おすすめガイドブック
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沢山歩いて色んなところを観光したい方は是非。
ホテルのおすすめはこちら➡春に泊まりたい癒しの宿7選|桜の香りとともに心ほどける京都ステイ
まとめ
春の常寂光寺は、華やかさより静けさと余白。
山肌の淡い桜、新緑の柔らかい光、鳥の声だけが響く空間。
季節を大きく主張せず、ただそっと寄り添ってくれる春の寺です。
ひとりで歩くことが、祈りのかたちになる。
そんな時間をくれる嵯峨野の小さな宇宙。
次の季節へ向かう前に、心を澄ませたくなる場所です。
おすすめの寺社はこちら→春の京都まとめ|花と光に包まれる、一人旅の祈りと癒し
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