京都・岡崎エリアの象徴ともいえる「平安神宮」。朱塗りの大鳥居と社殿の美しさに加え、秋は神苑に広がる紅葉が見事です。観光客に人気の神社ですが、実は一人旅でもゆっくり過ごせる癒しの紅葉スポット。この記事では、見どころや混雑回避のコツ、近隣の穴場スポットまでご紹介します。
目次
1. 平安神宮の紅葉のみどころ・見頃
秋の平安神宮は、朱塗りの社殿と紅葉のコントラストがとても華やかです。特に神苑は池泉回遊式の庭園になっていて、歩くごとに異なる景色が広がります。
なかでも「泰平閣(橋殿)」から眺める池に映る紅葉は息をのむほどの美しさで、水面に浮かぶ落ち葉や逆さ紅葉もフォトジェニック。例年11月中旬から下旬にかけてが紅葉の見頃で、鮮やかな赤やオレンジに染まる風景を存分に堪能できます。

2. 混雑を避けるコツ
平安神宮は観光の中心エリアにあるため、紅葉シーズンは多くの人で賑わいます。特に大鳥居の周辺や正面参道は混雑しやすいので、ゆっくり紅葉を楽しみたい場合は神苑に早めに入るのがおすすめです。
開苑直後の午前中であれば比較的静かで、写真撮影や散策も落ち着いてできます。また、土日よりも平日の訪問が一人旅には向いており、静かに紅葉を満喫できる時間が増えるでしょう。
3. 一人旅で感じる「癒し」と「祈り」
広々とした神苑を一人で歩いていると、都会の喧騒を忘れさせてくれる静けさに包まれます。池に映る紅葉を眺めながら泰平閣に腰を下ろし、ゆっくりと深呼吸するだけで心が整うような感覚を味わえるはずです。

平安神宮は平安遷都1100年を記念して大内裏を8分の5に縮小して復元した朝堂院が社殿になっています。
朱色の社殿の前で手を合わせれば、自然と「新しい出発」や「心の安らぎ」を祈りたくなる時間が訪れます。華やかさと静けさを同時に感じられる平安神宮の紅葉は、一人旅にぴったりの癒しスポットです。
4. 拝観情報
- 拝観時間:6:00~18:00(3/1~9/30) ~17:30(10/1~10/31) 17:00(11/1~2月末日)
- 神苑拝観料:大人 600円
- 開苑時間:8:30〜17:30(3/1~3/14) ~18:00(3/15~9/30) ~17:30(10/1~10/31) 17:00(11/1~2月末日)
5. アクセス情報
- 所在地: 京都市左京区岡崎西天王町97
- 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩5分
JR京都駅から市バス5・100・110系統
阪急「河原町駅」から市バス5・46・32系統 または「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車
祇園・清水寺方面から市バス100系統 または201・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩5分
- 地下鉄東西線「東山駅」徒歩10分
JR京都駅から地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」で東西線へ乗換え
- 京阪「三条駅」または「神宮丸太町駅」から徒歩15分
京都駅からバス・地下鉄ならこちら【京都駅周辺ホテル】→「秋の京都ひとり旅ガイド|紅葉と静けさを楽しむビジネスホテルステイ」
京阪沿線からならこちら【京阪沿線ホテル】→「京阪沿線ホテルと京都紅葉スポット7選|女性ひとり旅におすすめの宿と観光コース」
6. 穴場スポットと合わせて楽しむ
- 南禅寺(徒歩15分):水路閣と紅葉の風景が人気
- 永観堂(徒歩15分):紅葉の名所、「もみじの永観堂」
- 金戒光明寺・真如堂(徒歩20分):観光客が比較的少なく落ち着いた紅葉散策ができる
→真如堂(真正極楽寺)|三重塔を包む紅葉に、ひとり心をゆだねて
7. 一人旅の実用メモ
- 軽量カメラ(ミラーレス):紅葉をじっくり撮りたい一人旅に必須。
- おすすめのガイドブック:
こちらのガイドブックを長年愛用しています。観光地ごとの見やすい地図、ルート、お目当て以外にもちょっと立ち寄れる見どころがまとまっていて大変便利です!
沢山歩いて色んなところを観光したい方は是非。
8. まとめ
平安神宮は、観光の中心地にありながらも神苑の中に入れば静かに紅葉を楽しめる一人旅にぴったりの場所。朱塗りの社殿と紅葉のコントラスト、水面に映る景色は秋だけの特別な体験です。近隣の南禅寺や永観堂と組み合わせれば、紅葉尽くしの京都旅が完成します。
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