万博の前後で京都に宿泊しました。
どこか観光しようと思ったのですが、悩んで当日になってしまい。
そうだ!気になっていた西大寺に行ってみよう!と突発的に決めて、近鉄に乗り込みました。
京都から奈良へ
お昼を過ぎてに京都駅へ着き、近鉄に乗り換えて大和西大寺駅へ向かいました。
電車の中で、この後の行程を考えまして。
大和西大寺の近くの「西大寺」そして、「朱雀門ひろば」へ行くことはぼんやり決まっていたのですが
以前も行ったことがあるけど「薬師寺」にも行ってみたくなり。
時間を考えたのですが、閉まってしまう時間を考えると3つは難しいかも。という事で
「西大寺」から「朱雀門ひろば」で決定!
また「薬師寺」へも訪れたいです。
西大寺
大和西大寺駅へ到着して、南出口を出るともう歩いて数分で西大寺に到着します。
奈良時代、聖武天皇により東大寺がつくられた訳ですが、娘の称徳天皇がそれに対する「西大寺」を作ったんですね。
その後衰退してしまって、創設当時の敷地からだいぶ狭くなってしまっているし、建物や仏像はのちに再建されたものが多いようです。
東大寺に比べたらみるところないのかな?なんて思っていきましたがそんなことなかったです!!!
四王堂
・十一面観音立像(平安後期作)
とても大きな十一面観音様でまず感動!美しい!
・四天王立像
孝謙天皇(称徳天皇)が作らせた四天王だけど「足元の邪鬼」だけが当時のものだったそう!
本堂
・本尊釈迦如来立像
・文殊菩薩騎獅像
・弥勒菩薩坐像
本堂の中は灯篭(?)が沢山光がともっていて、とても幻想的な雰囲気でそれだけで美しかったです。
弥勒菩薩様はとても重厚感があって迫力があったし、
文殊菩薩様は獅子の上に乗られていてとても凛々しく、四侍者像が周りにいらっしゃるんだけど、とてもかわいいです。
そして最後に拝見した本尊釈迦如来様が、「どこかでお会いしたことありましたかね?」となぜか頭に浮かんできて
とても馴染みのあるようなお顔をされていて、なんとも言えない気持ちになりました。
とても素敵でした。

孝謙天皇と道鏡禅師
孝謙天皇、のちに重祚されて称徳天皇になられて、道鏡禅師を寵愛されました。
道鏡は天皇の位を狙った悪僧と歴史に伝えられていますが、果たしてそうだったのか。
「道鏡像」が令和二年に作られて、西大寺に奉納されています。
せんとくんをデザインされた薮内佐斗司さんが制作されています。
道鏡像を拝見しながら、どうしてこのような顔にされたのかな?なんて考えていました。
後から制作の動画を拝見したら海老蔵さん(現・団十郎さん)をイメージされたと言われていまして、
なるほど、鼻が高くてとてもイケメンな道鏡さんでした。体もがっちりされています。
称徳天皇と道鏡の事は気になって仕方ない私。
西大寺に訪れることができて本当によかったです。