京都・東山エリアにある圓徳院(えんとくいん)は、高台寺の塔頭の一つで、ねね(北政所)が晩年を過ごした場所として知られています。紅葉の名所としても人気ですが、高台寺よりも混雑が少なく、一人旅にもぴったりのスポットです。さらに、禅体験や写経、そして金運アップで注目される三面大黒天など、心を整えたい方におすすめの魅力が詰まっています。
圓徳院の紅葉の見ごろと魅力
圓徳院は、例年11月中旬~12月上旬が紅葉の見ごろ。小堀遠州による北庭の枯山水庭園と南庭の紅葉が、静かな空気の中に鮮やかに映えます。
高台寺の紅葉ライトアップの華やかさに比べ、圓徳院は落ち着いた和の雰囲気が魅力。一人でゆっくり座って庭を眺める時間は、まるで時間が止まったような感覚です。
おすすめポイント
- 枯山水庭園と紅葉のコントラスト
- 南庭の苔と紅葉が織りなす静かな風景
- 観光客が多い高台寺に比べ(おそらく多少は)ゆっくり過ごせる

混雑を避けるコツ
圓徳院は比較的静かなスポットですが、紅葉シーズンは多少混雑します。
混雑を避けたいなら、朝の開門直後(10時頃)か、夕方閉門前がおすすめです。高台寺ライトアップ前の時間帯は特に空いているので、一人旅ならその時間を狙うと良いでしょう。
圓徳院で体験できる「写経」や「禅の時間」
圓徳院では、写経・写仏体験ができます。静かな本堂で筆を持ち、心を落ち着けて一文字ずつ書く時間は、現代の忙しい日常ではなかなか味わえない貴重なものです。
写経の効果
- 雑念が消え、集中力が高まる
- 心を落ち着けることでストレス軽減
- 「書く瞑想」とも言われ、マインドフルネス効果
予約不要・拝観料のみで体験できます。
短い写経になっているので早い人ならば10分ほどで完成できます。
写仏は仏様の姿を筆ペンでなぞります。
金運アップで話題!三面大黒天
圓徳院でぜひ訪れてほしいのが、三面大黒天。
豊臣秀吉が進行した三面大黒天は、「大黒天・毘沙門天・弁財天」の三神の力を合わせ持つ仏様で、金運・商売繁盛・学業成就・芸能運など、幅広いご利益があるとされています。
一人旅で訪れた際は、ぜひ手を合わせ、静かな気持ちで祈ってみましょう。お守りや御朱印もありますので、金運アップのお土産にもおすすめです。
アクセス情報と拝観料
- 所在地:京都市東山区高台寺下河原町530
- 拝観時間:10:00~17:30(最終受付17:00)
- ライトアップ期間:例年10月下旬〜12月上旬 拝観時間延長21:30受付終了、入替制ではない。
※2025年は10月24日(金)~ 12月14日(日)
12月12日(金)・13日(土)は拝観休止
- 拝観料:大人500円(高台寺・掌美術館との共通拝観券あり)
- アクセス:
- 京阪「祇園四条駅」から徒歩約10分阪急「河原町駅」から徒歩約15分市バス「東山安井」下車、徒歩5分
混雑時のバスは避け、京阪電車+徒歩のルートがおすすめです。清水寺や八坂神社と組み合わせた散策コースにも最適。
京阪沿線のホテル選びと紅葉コース提案、くわしくはこちらをご覧ください!
→京阪沿線ホテルと京都紅葉スポット7選|女性ひとり旅におすすめの宿と観光コース
一人旅実用メモ
- 写経体験は当日申し込み可能
- 高台寺との共通拝観券を買うとお得(共通券大人900円)
高台寺について詳しくはこちらをご覧ください→「高台寺|紅葉ライトアップと静かな癒しを楽しむ一人旅」
- 三面大黒天の御朱印は限定デザインもあり
- 写経は午後より午前の方が空いていておすすめ
- 旅行に便利なもの
ライトアップを撮影するために、ぜひモバイルバッテリーの準備を!
- おすすめのガイドブック
こちらのガイドブックを長年愛用しています。観光地ごとの見やすい地図、ルート、お目当て以外にもちょっと立ち寄れる見どころがまとまっていて大変便利です!
沢山歩いて色んなところを観光したい方は是非。
圓徳院まとめ
紅葉を楽しみながら、禅体験やスピリチュアルな時間を過ごせる圓徳院は、一人旅で自分と向き合いたい方にぴったりの場所。金運アップの三面大黒天や、写経で心を整える体験は、旅に特別な意味を与えてくれます。
華やかな観光地を巡る旅も良いですが、たまには静かに過ごす京都時間を楽しんでみませんか?
他にも京都には、心を整える紅葉スポットがたくさんあります。
➡ 詳しくは【完全ガイド】京都の紅葉で癒される旅|神社・お寺・一人旅おすすめスポットをご覧ください。
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