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南禅寺の魅力と紅葉の見どころ
南禅寺は日本の禅寺の中でも特に格式が高い寺院で、京都の紅葉名所としても有名です。広い境内には三門や方丈庭園、水路閣など見どころが点在し、紅葉のピークには真っ赤なモミジが境内を彩ります。
特に三門の上から見下ろす紅葉は圧巻。歴史を感じる景色と紅葉のコントラストは、一度は見ておきたい絶景です。境内は広く、静かな場所も多いので、一人旅でゆっくり歩くのに最適です。
紅葉の見ごろ
南禅寺の紅葉の見ごろは11月中旬~下旬。早朝は観光客も少なく、澄んだ空気の中で紅葉と禅寺の雰囲気をじっくり楽しめます。

混雑を避けるコツ
南禅寺は京都の紅葉シーズンでも人気のスポットなので、昼間はかなり混雑します。
混雑を避けたいなら、朝8時半~9時までに訪れるのがおすすめ。
また、紅葉シーズンの土日は特に人が多いので、平日を狙うと静けさを感じやすいです。境内は広いので、人が多いときは水路閣や奥まった方丈庭園に足を伸ばすと、落ち着いた時間が過ごせます。
一人旅で感じる“禅”の世界
南禅寺の魅力は、紅葉だけではありません。方丈庭園の枯山水や、境内の静けさはまさに禅の世界。水路閣のレンガ造りのアーチをくぐり抜けた先には、苔むした小径や小さな祠があり、紅葉に包まれた幻想的な風景が広がります。
何度も家族旅行で訪れていた京都ですが、大人になって初めて一人で京都へ行ったときに、早朝訪れたのが南禅寺でした。
その時は9月ごろでしたが、朝だったのでほとんど参拝客がおらず広い境内を一人で歩いて清々しい空気を独り占めした気分で、とても充実したものを感じることが出来ました。
一人で三門にも上がり、雄大な景色を眺めた時も冒険をしたようなドキドキを味わいながら、ひとり旅の充実も存分に感じていました。
仕事での悩み、人間関係の悩みから旅行を思い立ったのですが、その時は悩みを本当に忘れ去って目の前の景色に没頭していました。
ちょうどそのころ、私は瞑想を始めた頃でした。
ついつい悩み、心配事に頭がいっぱいになってしまう日常ですが、“無”に近づく時間を持つことの大切さを実感できる体験をここですることが出来ます。

穴場ポイント
境内は無料で散策できますが、方丈庭園(拝観料必要)は比較的静かで、紅葉と庭園の調和が美しいエリアです。水路閣からさらに奥にある天授庵も紅葉の名所ですが、比較的人が少ないため、静けさを求める方におすすめです。
拝観料・営業時間
- 境内:無料
- 三門:大人600円
- 方丈庭園:大人600円
- 開門時間:8:40〜17:00(12月以降冬季は16:30まで)
アクセス情報
- 所在地:京都市左京区南禅寺福地町
- 最寄り駅:地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩10分
- バス:京都駅から市バス5系統乗車で東天王町下車または南禅寺・永観堂道下車、徒歩10分
- アクセスのポイント:紅葉シーズンはバスが非常に混雑するため、地下鉄で蹴上駅まで行き、そこから徒歩で向かうのがおすすめ。京都駅からは地下鉄烏丸線で烏丸御池駅乗り換え→東西線で蹴上駅へ。
一人旅での過ごし方のヒント
- 紅葉をゆっくり見たいなら、朝の静かな時間を狙う
- 方丈庭園で庭を眺めながら、少し瞑想してみる
瞑想は目を閉じなくても、ゆったりと呼吸をしながら、心を落ち着かせてみてください。
- 水路閣の水を眺める
水路閣の脇の階段を上がると、水路に水が流れているところを見ることが出来ます。
ぜひ水の流れ、音に癒されてください。

こんな人におすすめ
- 人混みを避けて、静かな紅葉スポットを楽しみたい
- 歴史や禅の雰囲気を感じながら、京都を深く味わいたい
- 一人旅でゆっくり心を整えたい
周辺スポットとあわせて訪れたい
南禅寺から徒歩圏内には永観堂(→【秋の京都】“もみじの永観堂”で祈りを感じる)や金地院(→金地院の紅葉|南禅寺塔頭で味わう静寂と癒しのひととき)、哲学の道などがあります。
ひとり旅のプランは →【完全ガイド】京都の紅葉で癒される旅|神社・お寺・一人旅おすすめスポット
で詳しく紹介しています。
- 旅行に便利なもの
旅にスマホは欠かせません!バッテリーは常に持ち歩いています。
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沢山歩いて色んなところを観光したい方は是非。
ひとり旅におすすめの宿
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➡ 「秋の京都ひとり旅ガイド|紅葉と静けさを楽しむビジネスホテルステイ」
➡ 京都駅に泊まって楽しむ秋旅|東寺のライトアップと大原の紅葉
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