京都・紫野に鎮座する
今宮神社 は、疫病退散の神様として創建され、現在では健康長寿や良縁成就のご利益で知られています。
特に有名なのが「玉の輿神社」と呼ばれる由来。
これは、江戸時代に八百屋の娘から将軍の側室となり、のちに桂昌院として栄華を極めた女性が、この神社を信仰していたことに由来しています。
身分を超えて幸せを掴んだことから、良縁・開運の象徴として語り継がれるようになりました。
また、境内には多くの摂社・末社が並び、信仰の積み重なりがそのまま空間になっている神社でもあります。
参拝記
上賀茂神社からバスで移動し、46系統で到着。
上賀茂神社の記事はこちら➡ 京都2月ひとり旅⑤上賀茂神社参拝記│立砂と静かな渉渓園を歩く
楼門のすぐ近くで降りられるのでアクセスはとても楽です。

門をくぐると、正面に大きな拝殿が現れます。
開けた空間に堂々と建つ姿は、どこか包み込まれるような安心感があります。

その奥にある本殿へお参り。
こちらが健康長寿・良縁のご利益をいただける中心のお社です。
境内の東側には、摂社・末社がずらりと並んでいて、歩いているだけでも楽しい空間。

中でも印象的だったのが、
織姫社。
西陣織の祖神が祀られていて、技芸上達のご利益があるそうです。

社前にある石碑が「杼(ひ)」の形をしているのも面白いところ。
(機織りで緯糸を通す道具ですね)
実際に見覚えのある形だったので、ちょっと個人的にグッときました。
そしてもう一つ有名なのが…
■ 阿呆賢さん(神占石)
座布団の上に置かれた石で、
・病気平癒(撫でて祈る)
・願い事占い(重さで判断)
という、ちょっとユニークな信仰の形。

最初に持ち上げて重さを確認し、
願いを込めてもう一度持ち上げると――
軽くなれば願いが叶う、と言われています。
実際にやってみると、気持ちの入り方で感じ方が変わるのも面白いところでした。
境内は木々が多く、
Googleマップでは「うっそうとした木立」と書かれていましたが、むしろ自然そのものの空気を感じられる、落ち着いた空間です。
ゆっくり歩くだけで、呼吸が深くなるような感覚がありました。
あぶり餅について
今宮神社といえば、門前のあぶり餅。
有名なのが向かい合うこの2軒:
- 一和
- かざりや
炭火で焼いた小さなお餅に、白味噌の甘いタレ。
香ばしさと優しい甘さがたまりません。
…なのですが、この日は水曜日で両方ともお休みでした!(水曜定休)
これはまた次回の楽しみに取っておきます。

以前行った時のあぶり餅!
アクセス・拝観情報
- 住所:京都市北区紫野今宮町21
- アクセス:市バス46系統「今宮神社前」下車すぐ
- 拝観:自由
- 授与所:9:00~17:00
まとめ
今宮神社は、
・玉の輿という華やかな物語
・病気平癒や長寿を願う祈り
・職人文化につながる神々
そうしたものが静かに重なり合う場所でした。
観光地としての派手さはありませんが、
その分、京都らしい「積み重なった信仰の深さ」を感じられる神社です。
上賀茂神社からの流れで訪れるのもとてもおすすめ。
(大徳寺も徒歩圏内です!)
次はぜひ、あぶり餅も一緒に楽しみたいところです。
今回宿泊したホテルの紹介はこちら ➡ 京都2月ひとり旅④|アルモントホテル京都宿泊記【駅徒歩圏・大浴場ありの快適ステイ】
【新幹線+ホテルでお得なツアーもありますよ!】

