第60回 京の冬の旅
非公開文化財特別公開 〜秘められた京の美をたずねて〜
京都の冬の恒例行事「京の冬の旅」。
60回目となる今回は、大河ドラマの主人公・豊臣秀長・秀吉ゆかりの地を中心に、普段は見ることのできない文化財が期間限定で公開されています。
庭園、仏像、襖絵、建築など、貴重な寺宝を間近で拝見できる貴重な機会。
開催期間は
2026年1月9日〜3月18日。
※福勝寺は1月16日(金)・19日(月)、2月1日(日)~4日(水)・16日(月)、3月1日(日)・16日(月)は拝観休止
公開時間は
10:00〜16:30(受付終了16:00)
※寺院によって異なる場合があります。
今回はその中から実際に訪れたお寺をレポートします。
➡ 京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」公式サイトはこち⇩
「京の冬の旅」で訪れたお寺の記事はこちらです⇩
京都2月ひとり旅①|京の冬の旅 特別公開めぐり|大徳寺 法堂・経蔵 特別公開
京都2月ひとり旅②|京の冬の旅 特別公開めぐり|大光院特別公開参拝記
福勝寺とは
福勝寺は、豊臣秀吉が信仰した歓喜天(聖天)を祀っており
出陣の度に「武運長久」を祈願して瓢箪を奉納し、「千成瓢箪」を作り旗印にしたことから
「ひょうたん寺」の名で親しまれています。
京の冬の旅の期間中は、本堂と聖天堂を解説付きで拝観することができます。

特別公開で見られるもの
- 本堂の諸仏
- 秘仏・薬師如来のお前立
- 聖天様を祀る厨子
参拝記
まず本堂で学生さんによる解説。
長い説明をすべて暗記されていて驚きました。仏像一体一体を丁寧に教えていただけます。
薬師如来は五十年に一度の開帳という秘仏。今回はお前立を拝見しました。

こちらのお寺は写真撮影が可能で、内陣に入って間近で仏像を拝見することが出来ました。
続いて聖天堂へ。
千手観音像、聖天様は秘仏のためお姿は見えませんが、厨子や如意宝珠、そしてお供えを見ることができます。

奥の真ん中、赤い扉の厨子には千手観音像が、
その右の小さい厨子に聖天様、
さらに手前の台の真ん中にあるのが如意宝珠で、
その上の厨子にも聖天様がいらっしゃるそうです。
聖天様の好物は二股大根と清浄歓喜団(揚げ菓子)。
お供えはされていませんでしたが、二股大根はなかなかないので、先に包丁で切り込みを入れて二股にしたものを供えられているそうです。
清浄歓喜団は京都の亀屋清永などで購入可能だそうです。
(手前の台、如意宝珠の左右に供えられている、巾着の形をした茶色いお菓子)
節分に授与される「宝珠尊融通御守」は特に人気で、なんと初穂料は一万円。
それでも多くの方が求めに来られ、来年分の予約まで始まっていました。
聖天様に祈祷したひょうたん型のお守りです。

⇧ 秀吉公木像
今回の福勝寺特別参拝では、解説で聖天様の色んなお話を聞くことが出来、
実際に聖天様へ手を合わせてくることが出来たのでとてもうれしかったです。
とても強力な力があるとされている分、厳格なルールがあって信仰し始めたらやめてはいけないなど聞いたことがあります。
願いを叶える力が強いことで知られる聖天様。
その分、真摯な気持ちで向き合う存在なのだと伝わってきました。
「京の冬の旅」で光清寺も特別公開されています。
福勝寺からすぐなので、お時間ありましたらこちらも合わせて参拝されてはいかがでしょうか。
拝観情報
- 予約:不要
- 拝観料:800円
- 開催期間は2026年1月9日〜3月18日
※1月16日(金)・19日(月)、2月1日(日)~4日(水)・16日(月)、3月1日(日)・16日(月)は拝観休止
アクセス
京都駅からJR嵯峨野線「二条」駅下車、徒歩約15分または市バス52系統「七本松出水」下車徒歩約3分
京都駅から市バス6・206系統「千本出水」下車徒歩約3分
まとめ
強い信仰を集める聖天様と、秀吉ゆかりの歴史。
ここでしか聞けない解説も含め、非常に印象深い参拝となりました。
【新幹線+ホテルでお得なツアーもありますよ!】

