京都・護王神社とは
護王神社は、京都御所の西側、烏丸通沿いに鎮座する神社です。
御祭神は
- 和気清麻呂
- 和気広虫(清麻呂の姉)
とくに「足腰の神様」として広く知られています。
その信仰の由来は、奈良時代に起きた「道鏡事件」にあります。
和気清麻呂と道鏡事件
奈良時代、僧・道鏡が皇位に就こうとした事件がありました。
称徳天皇の寵愛を受けていた道鏡は、「宇佐八幡の神託で道鏡を天皇にすべきと出た」と主張します。
真偽を確かめるため、宇佐八幡宮へ遣わされたのが清麻呂公でした。
結果は――
「皇位は必ず皇族が継ぐべし」
清麻呂はこの神託を正直に報告。
それにより称徳天皇の怒りを買い、流罪となります。
さらに伝説では、脚の腱を切られたとも語られます。
しかし流刑の途中、
三百頭の猪が現れ、清麻呂を守り、脚も回復したと伝えられています。
この故事から、
猪=足腰守護
という信仰が生まれました。

参拝記 ― 父の足の回復を願って
本法寺から同志社大学を横目に歩き、御所西側へ。
父が病気で脚を悪くし、いまリハビリ中です。
足腰の神様であるここへ、寄れるときは寄らせてもらうようにしています。
境内には、狛犬ではなく狛猪。

小さなものから大きなものまで、あちらにもこちらにも猪がいます。


塀には、清麻呂公の伝説が絵とともに解説されていて、
まるで歴史の絵巻を読むよう。

奈良時代の政治の緊張、天皇の血統を守ったという誇り。
清麻呂公は、かつて紙幣の肖像にもなりました。
「皇統を守った人物」として、近代には国家的英雄とされていた時代もあります。
今はあまり語られなくなりましたが、ここへ来るとその存在が静かに息づいています。
毎月21日は「足腰祭」。
短冊に願いを書き、父の回復を祈りました。

歴史への興味と、家族への祈り。
この神社は、私にとってその二つが交差する場所です。
アクセス・参拝情報
所在地:京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町
最寄駅:地下鉄「丸太町」駅 徒歩約7分
市バス51系統「烏丸下長者町」下車すぐ
参拝時間:6:00~21:00
授与品・ご朱印ご祈祷受付時間:9:30~16:30
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
護王神社のまとめ
護王神社は、単なる「足腰の神社」ではありません。
そこには、
・奈良時代の政変
・真実を貫いた一人の官人
・猪に守られたという伝説
・そして今も続く祈り
が重なっています。
歴史を知ると、参拝はより深くなります。
父の足が少しでも良くなりますように。
そして、歩けることのありがたさを忘れませんように。
また、寄らせていただきます。
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