仁和寺とは|皇室ゆかりの格式高い古刹
仁和寺(にんなじ)は、京都市右京区御室にある真言宗御室派の総本山です。
888年、宇多天皇によって創建され、以後、歴代皇族が住職を務めたことから「門跡寺院」として知られています。
世界遺産「古都京都の文化財」の一つにも登録されており、
国宝の金堂や五重塔、御所庭園など、広大な境内に見どころが点在しています。
特に春の「御室桜」は遅咲きの桜として有名ですが、
冬の澄んだ空気の中で歩く仁和寺も、また格別です。
仁和寺 参拝記|夕暮れの境内を急ぎ足で
等持院のあとは仁和寺へ向かいました。
京都12月ひとり旅⑪ 等持院参拝記│歴代足利将軍の木像に囲まれる時間
歩いても行ける距離ではあるのですが、等持院までで少し迷ってしまい、この日は思った以上に疲れていたため、バスを使うことに。
仁和寺へは「龍安寺前」バス停から向かいます。
立命館大学を横に見ながら歩いて、約10分でバス停へ到着しました。
今回は龍安寺には立ち寄らず、そのまま仁和寺へ。
バス停には「仁和寺まで徒歩10分」と書いてありましたが、
「今日はもうバスに乗らせてください……」という気分で、
市バス59系統とJRバスのうち、先に来たJRバスに乗車しました。
歩いて10分なので、バスは本当にあっという間。
二つ目の停留所「御室」で慌てて降りたのですが、
後から「御室仁和寺」で降りればよかったと気づきました。
とはいえ、歩いてすぐなので問題なしです。

「御室仁和寺」バス停のすぐそばには、堂々とした二王門。

門をくぐると、まっすぐに伸びる広い境内が目に飛び込んできます。
遠くには中門が見え、スケールの大きさに気持ちがすっと整います。
まずは拝観料を納め、左手の仁和寺御所庭園へ。
白書院、黒書院を通りながら、ゆったりと広がる庭園を眺めていきます。
宸殿から見る勅使門は荘厳で、

お庭越しに見える五重塔の姿もとても優美。

ちょうど夕方で人が少ない時間帯だったこともあり、
静かな空間で、美しい庭を独り占めするような気分でした。

冬は16:30に閉門とのことで、
庭園を見終えた頃には、閉門を知らせるアナウンスが流れ始めていました。
「あと20分……!」
せっかくなので、少しでも境内を歩こうと、ここからは急ぎ足です。

中門を通り、御室桜へ。
もちろん枝だけでしたが、満開になった姿を想像するだけで、
ここがどれほど美しくなるかが分かります。

五重塔、

金堂へお参りし、

一願不動尊では、不動明王に長いひしゃくでお水をかけ、
願い事をひとつだけ。

千手観音が祀られている観音堂は、
特別参拝期間以外は中に入ることができず、この日は閉まっていました。
60回記念「京の冬の旅」観音堂特別公開
●会 期:2026年1月9日(金)〜3月17日(火)(1月18日、2月18日を除く)
※1月18日、2月18日は、観音会のため京の冬の旅は、お休みです。●時 間:1・2月 10:00〜16:00(15:30受付終了)3月 10:00〜16:30(16:00受付終了)
●拝観料:大人700円 高校生以下無料(次世代への文化支援として)

それでも、観音さまにつながる千手ひもを握り、真言を唱えます。

後半はかなり駆け足になってしまいましたが、時間となり、夕日が差し込む境内を後にしました。
広い境内に、澄み切った空気が満ちているようで、
とても印象に残る、美しい夕方の仁和寺でした。

仁和寺 参拝情報・アクセス
拝観時間
- 御所庭園:
3~11月 9:00~17:00
12~2月 9:00~16:30
拝観料
- 御所庭園:大人800円
- 境内自由(御所庭園以外)
霊宝館(期間限定)、御室花まつり 特別入山料は別途かかります。
冬の仁和寺|桜の名所が見せる静寂の美と、春に備える一人旅の癒し時間
アクセス
- 市バス・JRバス「御室仁和寺」下車すぐ
- 京福電鉄(嵐電)「御室仁和寺」駅 徒歩約3分
仁和寺まとめ|一日の終わりに訪れたい、静かな世界遺産
仁和寺は皇室ゆかりの格式と、どこかおおらかな静けさを併せ持つお寺でした。
御所庭園でゆったり過ごす時間、夕暮れの境内を歩くひととき。
駆け足になってしまっても、その空気はしっかり心に残ります。
一日の終わりに訪れる場所として、これ以上ないほど、しっくりくるお寺だと思いました。
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