等持院とは|足利将軍家ゆかりの禅寺
等持院(とうじいん)は、京都市北区にある臨済宗天龍寺派の寺院です。
室町幕府初代将軍・足利尊氏が、夢窓疎石を開山に迎えて建立しました。
このお寺の大きな特徴は、
足利将軍家の菩提寺であること。
霊光殿には、
第5代義量(よしかず)・第14代義栄(よしひで)を除く
13人の歴代足利将軍像と、徳川家康像が安置されています。
また、枯山水庭園と池泉庭園の両方を持ち、
静かに庭と向き合えるお寺としても知られています。
等持院 参拝記|迷いながらたどり着いた、静けさの庭
妙心寺の北総門を出て、等持院までは歩いてすぐだろうと思っていました。
京都12月ひとり旅⑩ 妙心寺・退蔵院参拝記|余香苑と雲龍図、静けさに包まれる禅の時間
ところが、実際には20分ほどかかりました。
というのも、入り口が分からなかったのです。
他のお寺・神社でも(他の建物でも)そうなんですがGoogleマップだと入り口が分からない事ってありませんか?(私だけ?)
「ここから入れる?」という場所が西側にあったのですが正解なのか分からず、一度通り過ぎてしまいました。

どうやら北側の山門から入るように道すがらに案内の矢印が出ていたのですが、
地図を見ていると「これ、遠回りじゃない?」と思ってしまい、
西側へ行っていしまった結果、南側まで行ってしまうことに。
そんなこんなで、少し足が疲れたのでこちらの⇧門から入らせていただきました。

まず拝見したのは、関牧翁作の達磨図。
どこかで見たことがあるような気がする有名な達磨図で、不思議と印象に残ります。

続いて、方丈南庭園の枯山水を拝見。
静かで、余計なものがなく、すっと気持ちが落ち着くお庭でした。

そして霊光殿へ。
ここには、歴代の足利将軍の木像と、徳川家康像が安置されています。
正確には、足利将軍は第5代・義量、第14代・義栄を除く13人。
家康像は、もともと家康が42歳の厄除けのために石清水八幡宮で祀られていたものですが、
明治の廃仏毀釈を経て、等持院へ移されたそうです。

【△霊光殿外観】
木像は大きさも表情もさまざまで、
幼くして亡くなった将軍は小さな像だったりします。
詳しい違いは分からなくても、義満はやはり「どっしりしているな」と感じました。
両側にずらりと並ぶ木像の間に立つと、
自然と背筋が伸びるような、厳かな空気に包まれます。
突き当たりには、尊氏が日々念持仏として信仰していたという
利運地蔵尊。
かわいらしい佇まいですが、
室町幕府の繁栄を思うと、とてもご利益のあるお地蔵さまに感じられました。
方丈の裏手に回ると、芙蓉池を中心とした庭園が広がっています。
池の周りには木々がふんだんに植えられ、
石も巧みに配置されていて、作りこまれた美しい庭園です。
とても静かで、しばらくその場に立って、ただ庭を眺めていました。

歩き回って少し疲れていたはずなのに、
気づけば心がすっと落ち着いている。
そんな時間を過ごすことができました。
等持院 参拝情報・アクセス
拝観時間
9:00〜16:30(受付終了16:00)
※季節・行事により変更あり
拝観料
大人:600円
冬の等持院|静寂にとけこむ一人旅。足利ゆかりの禅寺で心を整える
アクセス
- 市バス「等持院南町」下車 徒歩約8分
- 京福電鉄北野線(嵐電)「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅 徒歩約5分
等持院まとめ|静かに向き合う、足利将軍の寺
等持院は、華やかさよりも静けさと歴史の重みを感じるお寺でした。
足利将軍家の菩提寺としての厳かな空気、
霊光殿で味わう独特の緊張感、
そして芙蓉池の穏やかな庭園。
少し迷いながらたどり着いたからこそ、
この静けさがより深く心に残ったのかもしれません。
ゆっくりと庭を眺めたい方、
人の少ない落ち着いたお寺を探している方に、
ぜひ訪れてほしい場所です。
今回宿泊したホテルの紹介はこちら ➡ 京都12月ひとり旅①|ヴィアインプライム京都駅八条口 宿泊記レビュー【駅徒歩すぐ&ロッカー完備】
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