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京都12月ひとり旅⑤ 法然院(安楽寺・霊鑑寺)参拝記│哲学の道散策

銀閣寺から哲学の道を歩き始めると、観光客でにぎわう道沿いにも、どこか穏やかな空気が流れています。

川沿いをしばらく進み、東へ折れて少し坂を上ると、景色は一変します。

人の気配がすっと薄れ、鳥の声と風の音だけが聞こえる場所——そこにあるのが法然院です。

今回は、法然院を中心に、門前まで足を運んだ安楽寺、そして霊鑑寺を、哲学の道の延長として一つの記事にまとめました。


法然院 ― 苔と落葉に包まれた、浄土の入口

法然院について

法然院は、鎌倉時代に浄土宗の開祖・法然上人が草庵を結んだ地に由来する寺院です。

現在の伽藍は江戸時代に整えられ、派手さはないものの、自然と調和した佇まいが印象的です。

春と秋の伽藍内特別公開の期間以外は、本堂前までの参拝となりますが、それでも十分にこのお寺の魅力を味わうことができます。

茅葺き山門と白砂壇

山道を上りきった先に現れる、茅葺き屋根の山門

素朴でありながら凛とした姿に、思わず足を止めてしまいます。

門をくぐると、参道の両脇に広がるのが有名な白砂壇(びゃくさだん)

盛り砂には季節ごとに意匠が施され、私が訪れた時は、紅葉と銀杏の葉が描かれていました。


境内はほとんど落葉していましたが、地面一面に敷き詰められた落ち葉が、まるで赤い絨毯のよう。

苔の緑との対比が美しく、歩くたびに深呼吸したくなる空間です。

本堂と地蔵菩薩

本堂の障子は閉じられていますが、そっと覗くと、奥に本尊・阿弥陀如来像のお姿を遠くから拝見することが出来ます。

直接拝むことはできなくとも、手を合わせるには十分な距離でした。

本堂正面の石段を上がると、地蔵菩薩像が祀られており、こちらは間近でお参りすることができます。

本堂前で腰掛け、庭を眺めながら静かに過ごす参拝者の姿がとても印象的でした。


安楽寺 ― 尼寺に流れる、やさしい時間

安楽寺について

法然院から山沿いに少し歩くと、5分ほどで安楽寺に到着します。

安楽寺は、法然上人の弟子・住蓮房、安楽房にゆかりを持つ尼寺です。

普段は非公開で、

  • 地蔵縁日
  • 春の花の季節
  • 夏のかぼちゃ供養(7月25日)
  • 秋の紅葉

といった限られた日にのみ一般公開されます。

茅葺き山門と残る紅葉

安楽寺の山門も茅葺き屋根。

門の手前に残るわずかな紅葉が、静かな境内を彩っていました。

今回は外観のみの参拝でしたが、門前に立つだけでも、時間の流れがゆっくりになるのを感じます。

公開日に合わせて、ぜひまた訪れたいお寺です。


霊鑑寺 ― 椿の季節を待ちながら

霊鑑寺について

安楽寺からさらに2〜3分歩くと、霊鑑寺に到着します。

霊鑑寺は、皇女が代々住職を務めた尼門跡寺院で、「椿の寺」として知られています。

椿の春、そして紅葉の秋のみ特別公開されるため、今回は門前までの訪問となりました。

静かな通りに面した門構えを眺めながら、

「次は公開の季節に来てみたい」

そんな気持ちを残して、その場を後にしました。


参拝情報

法然院

・拝観時間:自由参拝(伽藍内特別公開は春・秋)

・拝観料:特別公開時のみ必要

・アクセス:市バス32系統「南田町」下車、5系統「浄土寺」下車

今回私は京都駅から市バス5系統で「銀閣寺道」下車、哲学の哲学の道をゆっくり歩いて約20分でした。

春の法然院|桜と苔の静寂に包まれる「癒しの時間」哲学の道の奥で感じる祈り

冬の法然院|静寂に包まれる哲学の道の癒し時間

安楽寺

・一般公開:年数回(要公式情報確認)

春の安楽寺|桜と哲学の道の終着で出会う、癒しのひととき

冬の安楽寺|静けさに癒される門前散歩と、春への祈り

霊鑑寺

・特別公開:椿の春・紅葉の秋

春の霊鑑寺|椿が彩る春だけの特別公開


まとめ|哲学の道の、その先へ

銀閣寺や哲学の道を歩いたあと、少しだけ足を伸ばしてみる。

それだけで、京都の表情は大きく変わります。

法然院の苔と落葉、

安楽寺の尼寺らしい静けさ、

霊鑑寺の門前に漂う気品。

とても静かで心を落ち着かせることが出来ます。


今回は京都駅に到着するなり、駅近ホテルに荷物を預けてバスで哲学の道へ向かいました。

宿泊したホテルはこちら ➡京都12月ひとり旅①|ヴィアインプライム京都駅八条口 宿泊記レビュー【駅徒歩すぐ&ロッカー完備】

▽今回の京都12月ひとり旅シリーズ
→【準備中】京都12月ひとり旅・全行程まとめ

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  • この記事を書いた人

月山

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