京都の秋、世界遺産に登録されている下鴨神社は、悠久の森とともに色づく紅葉が魅力の神社です。境内を覆う「糺の森(ただすのもり)」は古代から人々の信仰を集め、今も清らかな空気に包まれています。さらに縁結びで知られる「相生社」や、美のご利益で人気の「河合神社」も併せて訪れたいスポットです。一人旅で訪れると、華やかな紅葉とともに静かな祈りを感じられる時間を過ごせます。
目次
1. 下鴨神社の紅葉のみどころ・見頃
境内の広大な糺の森は、イチョウやカエデが色づき、黄金色と赤のコントラストが美しいスポットです。参道を歩きながら見上げる紅葉のトンネルは、まるで別世界に迷い込んだよう。紅葉の見頃は 11月下旬〜12月上旬。都心部より少し遅めに色づくため、京都市内で紅葉狩りのピークを逃しても楽しめます。
2. 混雑を避けるコツ
下鴨神社は広大な森に囲まれているため、紅葉シーズンでも清水寺や東福寺のような混雑は少なめ。ただし週末や祝日は人出が増えるため、午前中の参拝がおすすめです。糺の森の小径を静かに散策できる朝の時間帯は、一人旅に最適です。
3. 一人旅で感じる「癒し」と「祈り」
糺の森を歩くと、落ち葉を踏む音や風に揺れる葉のざわめきが心を整えてくれます。
相生社では「縁結びの絵馬」を奉納する人の姿も多く、自分自身との縁を結ぶような気持ちで祈るのもおすすめ。

忙しくて体調が悪くても無理をしたり、したい事があっても我慢したり。知らず知らずに自分をおざなりにしていませんか?
また自分自身に厳しく、容姿を気にしたり、性格や失敗など自己嫌悪したりしていませんか。自分の誇れるところ、好きなところ、改めて感じてみてください。
私も「自分の良いところ10個言って!」と言われて全然出てこないタイプでした。少しずつ探していきましょう。
河合神社の「鏡絵馬」は自分の顔を描いて美を祈るユニークなもの。誰とも比べずに「自分を大切にする」という祈りを込めることができます。

4. 下鴨神社の拝観情報
- 拝観料:境内自由(一部の特別拝観は有料)
- 拝観時間:6:30〜17:00(季節により変動あり)
- ライトアップ:下鴨神社では紅葉のライトアップは行われません。自然のままの紅葉を楽しむのが魅力です。
5. アクセス情報
- 住所:京都市左京区下鴨泉川町59
- 最寄駅:京阪「出町柳駅」から徒歩約12分
- 京都駅から:市バス「205 or 4系統」で約30分、「下鴨神社前」下車すぐ 電車利用なら、JR奈良線「東福寺」乗り換えで京阪電車に乗り、出町柳で下車ルートが便利。混雑を避けたい方には電車移動がおすすめです。
- 京都駅から京阪線へ乗換えが不便なので、電車の場合は京阪線沿線のホテルから向かうことをおすすめします。
京阪沿線→「京阪沿線ホテルと京都紅葉スポット7選|女性ひとり旅におすすめの宿と観光コース」
京都駅周辺→「秋の京都ひとり旅ガイド|紅葉と静けさを楽しむビジネスホテルステイ」
6. 穴場スポットと合わせて楽しむ
- 糺の森:人通りの少ない朝は特におすすめ。小鳥のさえずりや清流の音に癒されます。なんと縄文時代からの原生林を残す森です。
- 鴨川デルタ:出町柳駅すぐの鴨川(賀茂川)と高野川が交わる三角州。川辺で紅葉を眺めながら休憩できます。
- 河合神社:下鴨神社の摂社で美のご利益を祈れる神社。紅葉と社殿の調和が美しいスポットです。

7. 一人旅の実用メモ
- 歩く時間が長いため、歩きやすいスニーカーは必須。
- 旅行に便利なもの
紅葉の時期、朝晩は気温がさがるので薄手のストールを持っていくことをおすすめします。とても軽いですが、大判サイズ。私はこのくらい大きいものをしっかり巻いて使いたいので重宝しています。
おすすめのガイドブック
こちらのガイドブックを長年愛用しています。観光地ごとの見やすい地図、ルート、お目当て以外にもちょっと立ち寄れる見どころがまとまっていて大変便利です!
沢山歩いて色んなところを観光したい方は是非。
8. 下鴨神社のまとめ
下鴨神社は、華やかな紅葉だけでなく、糺の森の静寂や相生社・河合神社の祈りの空気を感じられる特別な場所です。京都の人気紅葉スポットと比べて人が少なく、一人旅でも安心して訪れられるのが魅力。自然と歴史に抱かれながら、心を整える時間を過ごすことができるでしょう。
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