gtag.js 「京都人の密かな愉しみ 桜散る」最終話ロケ地めぐり - 月光喫茶室

物語の京都

「京都人の密かな愉しみ 桜散る」最終話ロケ地めぐり

NHKドラマ「京都人の密かな愉しみ」第1シリーズ最終話「桜散る」

京都に春が訪れ、満開を迎えた桜が、やがて舞い散っていく――

その儚さとともに、人々の心の整理や、新たな旅立ちが描かれます。

華やかな観光の京都ではなく、

暮らしの中にある京都、感情の奥にある京都を丁寧にすくい取った一話。

登場する桜の名所や寺院は、物語の心情と深く結びついています。

シリーズについて詳しくはこちら➡『京都人の密かな愉しみ』とは ― 美しい映像と音楽、季節をめぐる祈りと暮らし。その全体像をじっくり解説 ―

第1シリーズ、他のエピソードはこちら➡『京都人の密かな愉しみ』第1シリーズ再放送記念― 京都に息づく「祈り」と「癒し」をたどる旅 ―エピソード1 ➡『京都人の密かな愉しみ 夏』ロケ地めぐり ➡「京都人の密かな愉しみ 冬」ロケ地めぐり ➡「京都人の密かな愉しみ 月夜の告白」ロケ地めぐり ➡「京都人の密かな愉しみ 桜散る」最終話ロケ地めぐり


桜の名所として紹介された場所

満願寺— 静かな春の始まり

桜の美しさを象徴する場所として登場するのが、

左京区にある満願寺です。

満願寺は、観光地として大きく知られているわけではありませんが、

境内には見事なしだれ桜があり、

「また春がやってきた」という合図のように映し出され、穏やかな空気を作っています。


八幡市・背割堤 — 桜に包まれる一本道

もうひとつの桜の名所が、八幡市の背割堤

木津川と宇治川に挟まれた堤防沿いに、

約1.4kmにわたって桜並木が続く、関西屈指の花見スポットです。


大原さんのお料理「花見弁当」と石山寺

花見弁当 — 日常の中の特別な時間

最終話では、大原千鶴さんと松尾アナウンサーがそれぞれ作る

花見弁当が登場します。


石山寺 — “花の寺”で味わう春

花見弁当を持って女子会が開催されるのが、滋賀県大津市の石山寺です。

石山寺は、真言宗の大本山で、紫式部が『源氏物語』を構想した寺としても知られています。

境内には約600本の桜が植えられ、

その美しさから「花の寺」とも呼ばれています。

ソメイヨシノ、ヤマザクラ、彼岸桜など種類も豊富で、

長い期間、春の表情を楽しめるのが特徴です。


物語の核心となる場所と人

ヒースロー先生が戻ってくる —

エミリーから逃れて下宿を出て行っていたヒースロー先生(団時朗さん)は宇治の興聖寺で寺男をしていましたが

帰ってきてまず訪れていたのが雨宝院です。

第1作目で、象徴的なシーンとして登場していました。

門にかかった提灯が揺れ、向かいの寺院(本隆寺)の瓦土塀の前に

日傘を差して通りすがった三八子がヒースロー先生に会釈をする。

本当にこのドラマは京都の美しいところを切り取ってきますよね。

ヒースロー先生はまた三八子の姿を思い出しています。

鶴子と清哲

鶴子(銀粉蝶さん)が桜のほころび始めた慧観寺へやってきます。

この慧観寺は、物語の中の架空のお寺のようです。

実際のロケ地となったのは、京都市右京区にある西寿寺

観光寺院ではないからこその、落ち着いた空気があります。

鶴子は、興聖寺の老師に話を聞き、この地を訪れ、お寺の石段で雲水・清哲と再会します。

鶴子は愛する夫の子供、一人娘の弟がいてくれることが嬉しい

「おおきに、この世に生まれてきてくれはって」と伝える。

清哲は生まれてきたことを悩んだことがあったが救われた

「いつでも訪ねてきてください」と。

心が温まり、とても美しい場面です。


三八子と三上 — 桜舞い散る本法寺での別れと再会

物語のクライマックスとなるのが、本法寺での三八子(常盤貴子さん)と三上(石丸幹二さん)の場面。

15年前の別れのシーンと

再会を待つ三八子が桜が舞い散る中でオーバーラップします。

最終話のタイトル「桜散る」を象徴するシーンです。


三八子、旅立ちのとき — 俵屋吉富本店

そして三八子は、三上と共にパリへ旅立つ決意をします。

これまで常に着物姿だった三八子が洋服で俵屋吉富本店の暖簾をくぐって出てきます。

見送る鶴子の涙を我慢する姿がぐっときてしまいますよね。


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阿部海太郎さんのピアノ楽譜集で「京都人の密かな愉しみ」から「エドワード・ヒースロー」と「ミヤコ・サワフジ(沢藤三八子)」が収録されています。

大原千鶴さん【大原千鶴のいつくしみ料理帖】

大原さんのお料理コーナー、松尾アナウンサーと楽しくお話しされながらささっと作られていて本当に大好きです。

素材をいかして滋養にあふれたこちらのお料理、どれも作ってみたくなります。

まとめ|桜は散っても、物語は続いていく

「桜散る」は、終わりであり、始まりでもある物語。

桜が散るように、人は何かを手放しながら前へ進いていきます。

京都という町の中で描かれる、ささやかで、けれど深い人生の物語。

この最終話をきっかけに、 春の京都を歩きながら、 自分自身の「次の季節」に思いを巡らせてみたくなります。

という事で、先日京都旅行へ出かけて、久楽屋さん(俵屋吉富さん)近辺を散策してきましたので

おいおいブログに上げていくと思います。

ゆっくりですがお付き合いください。

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月山

京都の寺社の魅力を、一人旅の視点でご紹介しています。 旅を通じて出会う静けさや癒しを大切にしています。 このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

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